本の感想 荒城に白百合ありて

実用書ばかり読んでいるのも…と、思い、「歴史もの」「ラブストーリー」という基準で選んでみました。

荒城に白百合ありて

物語の時間軸では「ほぼ最後」の会津のシーンから描かれます。母が一気に女に変わるところを娘が見逃さず。

彼、彼女は「運命の人」なんではないか、と思いつつも、それに振り回されることなく、それぞれの人生に幕末の様々なできごとが重なっていき…。

この本の気に入ったところは…

幕末のさまざまな出来事に対して、会津藩が幕府から期待されて務めたきた働きを感じることができたこと。

さらに、それにも関わらずの結末に心が痛まされるところ。

でも、その中でも、主人公たちが、人生の終わりかけに、我慢してきた感情を放ち、運命の人に会えるか会えないかと期待して生きるって、なんかある意味羨ましいかも、というある種のファンタジー感を感じたところ。

同じ作者の別の本も読んでみたくなりました。

お気に入り度: ★★★★☆